ポケモンと人狼

皆さんポケモンやってますか
私はやってません

去年くらいだったか、数ヶ月だけポケモン対戦レートをガチでやってみようってなって
やってみたんすけど、
ポケモンは割と人狼に近い


ポケモン対戦において重要なのは「メタ」
人狼民は嫌な顔する言葉ですが、
簡単に言うと対策ってことです


例を挙げると、

レート環境にピカチュウが流行ってるとします
そうすると次はピカチュウに強いイワークが流行ります
その次はイワークに強いゼニガメが流行ります
するとまたピカチュウの時代に戻るんですが、今度はイワークに勝てるようになみのりを覚えたピカチュウが流行るみたいな


つまり環境において多い戦術を読み解いて、
それの対策を講じていくことがポケモンレートの肝なんですね



人狼における人狼という役職って、それだよね
現環境において「狼がやりがち」と言われている言動を読み解いて、
それとは逆のことをやると、白いと言われるのです

それがしばらく続くと「狼がやりがち」な言動として定着し、
それを黒要素として扱う


分かりやすい例は「寡黙」という戦術の歴史


かつて特に戦術論が確立していない時代、
「狼はボロを出すもの」という価値観に基づいて議論をしていた
だから狼はボロを出さないために、喋らないという戦術を使った
そしてその対策に寡黙吊りが生まれた
しばらくすると、狼は寡黙吊りを避けるためにたくさん喋る時代になった
現在はむしろ寡黙は整理吊り候補にはなれど、黒要素として取られることは少ないように思える


つまり人狼界における白黒の価値観は流動的で、
現在どんな色の取り方が流行っているのか、を読み解くことが狼やる上での肝である


別の視点で言うなら村人の戦術は常に後追いなんですよね
こんな狼が過去にいたからこの行動はこう取るって言う


普遍的に白い行動は存在しないのです
そして今の時代では白くない行動をしていたとしても、それが本質的に黒いとは限らないのです
なぜならその人が今の時代にがっつり人狼やってふとは限らないのだから


だから何が言いたいかって言うと、
白いとか黒いとかに合理性なんて無いでっていう
意識低い人狼(タイトル回収)