人狼が敷居高いって話〜前編〜
人狼のマンガがバズってました
共感はそんなにしなかったんですけどほうぼうから見えるリアクションはもっと共感しませんでした
人狼というゲームの敷居が高いよという話は、システム面とやってるプレイヤーの面で分けて考えなきゃいけないと思うです
この辺がごっちゃになってるマンガだったので、良くも悪くも反応がいっぱいあったんだと思うんだけどそれはともかく
システム的な話でいくと、人狼って初心者が想像してるよりずっとパズル的な側面が強いってのがあります
「推理小説の登場人物になったような」みたいな謳い文句なので、なんかこう声色とか表情とか、そういう部分から狼かどうかを詰めていくゲームかと思いきや
占い師が何人出たから云々霊ロラ進行が云々
この辺で思ってたんと違うってなる人はたくさんいるのでは?
多分共有者の説明文見て「あー2確白村人陣営に付与するための役職ね」って気付ける人そうそういないっす
そういう部分での敷居の高さは確かにあると思うんですよね
ただあの、進行というか手順というか
そういうのって結局は共通認識という名のもとに説得で楽するための公式であって
分からない、というところに手順だから、でゴリ押す姿は私が理系を諦める原因になった数学教師のそれと重なるものがあります
それを最低限覚えてから臨め、というのはもっともなように聞こえるけど、それって結局自分達にとって都合のいい存在だけを集めて人狼したいですってだけだよねとか
それはもちろん正しい遊び方だと思います。
時間使う以上はある程度自分が遊びたいように遊びたいってのは正しい
ただ、今から言うのは極論なんですが、
初心者にありがちな「死にたくないから村人だけど占い師と嘘ついちゃった」みたいな現象、あるじゃないですか
ああいうのも含めて本来的には人狼ゲームだと私は思ってます
つーかほとんど初心者はそういう認識だと思うんですよね
まあ多くの国ではこういう行為はルールで禁止されてたりするんで、それを乗り越えてそういう行動するのは当然にしてアウトなんですが
ここから言えることは多くの人狼プレイヤーはルールによって初心者から守られてるんですよ
面白いですよね、経験者が初心者から守られないとゲームとして成立しないゲーム。
ぎちぎちに固めた手順や進行は、全員が合理的な行動を取ることが大前提に行われていて、
その合理的な行動を取らざるを得ないルールが大体の場合に制定されている
ってのが人狼ゲームの現状だと思います
何度も言いますがこれはこれとして全く問題ないことです
ただし初心者の多くにとって人狼ゲームの合理性は非常に難解ですから、この辺が排他的だと感じることは無理のない話だと思ってます
もっというとネットゲームという性質の話まで考えると、多くのネットゲーム初心者はルールちゃんと守らなきゃなんて思ってないっすよ多分
今どきシステムで弾かれない反則があるゲームのほうが少ないでしょうし
やれること=やっていいことって認識があってもおかしくない
話がだいぶ遠回りしちゃったんですけど、
人狼ゲームのルールは戦術的セオリーと実質イコールに近いことになっちゃってるって話です
ここの区別が曖昧が故に飛び越えちゃう初心者がいて、逆に飛び越えてないのに飛び越えてる!と主張しちゃう人がいる
だからまずはそこを理解してもらわないと多分話が頭に入ってこないと思います
「ルールを理解する」「戦術的に洗練される」は普通別物なんですよ(サッカーで考えるとわかりやすいです)
どっちの話してるの?って頭になって聞いてたら同一だったとなったら混乱も混乱だと思う
思いの外長くなったから今日はここまで
後編があるかは不明